Cancun 旅行 6/27/1998 7/4/1998




夏は暑くなくっちゃというわけで、冬の半額でメキシコのカンクーンへ行ってきた。
自分の人生の中で、本当に憧れのマヤ文明に遭えるとは思っていなかったので、初めてアメリカ駐在して良かったと思った。
行きはヒコーキ手配の不備などで4度も搭乗口を変更、本当に今日行けるのか?と思ってたら、やっぱり次の日に着いてしまった。



Cancun
CANCUN
Chichen-Itza
CHICHEN-ITZA
Tulum
TULUM
Isla Mujeres
ISLA MUJERES
Cancunのホテルと付近の海。HOTELエリアの水は法律で浄化されてるというが、氷を浮かべた飲物は禁物!?
チチェン イッツアはほとんどテーマパークのように整備されていた。高速道路も完備され、エアコン付きのバスは快適。ツアーガイドのおじさんは話が長すぎた。
トゥルムはカリブ海に面し、城壁に囲まれたマヤの遺跡。
ここの海岸でもシュノーケルができるというが、、?

イスラ ムヘーレスという島の南側は、船の上からでも魚がうじゃうじゃ見えるシュノーケルスポット。




  CANCUN


シザーパークホテルの部屋からの景色


シザーパークホテルは静かで快適だった。部屋の床はタイル張り。


カンクンの海は荒かった
6月27日〜28日
なんと7時間遅れで出発。
飛んでしまえばコロンバス(オハイオ)から約3時間でカンクンへ。
入国審査の窓口でカードを記入し、抜き取りで荷物を開けられ、ホテルへ着いたのは明方の3時過ぎ。
仮眠後、その朝の朝礼に出席し、現地のツアーを探しに街へ出た。
朝礼では多分レンタカーは借りるなだとか、ツアーの客引きに引っかかるよりオレのツアーを申し込めとか、バスは二人分の運賃に1ドル札(米ドル)が使えるとか言っていたと思う。
(実際二人で1ドルだったが割高。ほんとは一人4ペソ=バス代)
ホテルで1米ドル=8.75ペソ で換金。
ペソも$表示なのでまぎらわしい。
ドルかペソかはっきりしてくれ!
この日モールの旅行会社でミゲーロというおっさんに、「明日のチチェンイッツアのツアーを夫婦+子供で70ドルにしてよ」と交渉し成功、予約した。
「もし迎えが来なかったら俺に電話しろ!」とミゲーロが言ったのもポイント。
Hard Rock Cafeの裏のビーチは少し岩があり、波が他より穏やかで少しだけ遊べたが、ホテルのビーチは大荒れだった。(ずっと赤旗)

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Chichen Itza


バスケットの走り?球技場跡。後頭部上に見える丸い輪っかがゴール。

カスティーヨは二重構造、旧ピラミッドに新ピラミッドをかぶせて造ってある。
カラコル=天文台。遺跡ではちょうちょがたくさん飛んでおり、ジャングルらしい。 6月29日
このチチェン イッツアは激安ツアーで心配だったが、「バスにトイレがついてない」以外は全部ミゲーロの言う通りだった。
どのツアーガイドも必ず、「チキン ピッザ? チチェン イッツア?」のギャグを最低10回は言う。
3時間高速を飛ばして、ジャングルの中のテーマパーク、チチェン イッツアについた。
途中高速の料金所で銃を持った兵隊がうろうろしていたが、バスは取り調べなしだった。
ビデオ撮影許可書を30ペソで買い、ゲートから遺跡へ進んだが、ここでスペイン語部隊と英語部隊に別れたのが運の尽き、英語のおじさんの語りは異常に熱く、外も暑いので参った。
アルバムの写真を見せるより、早く本物の遺跡を見せてくれ!
メインのピラミッドはかなり階段がきつく、下を見ると恐いが、登ってしまうとジャングルに点在する遺跡を見渡せる。
自由行動が一瞬にして終わり、怪しいレストランでの食事となった。
怪しいメキシカン?レストランは結構おいしく、頭にビンやコップを載せて踊るアトラクションもやっていた。
帰りに寄ったみやげやで、子供がしつこく売りにくるので、180ペソの石のチェス盤を110ペソに値切り倒して買った。
帰りは大雨だったが、途中の街で教会の見学もあり、食事付きで35ドルには満足。
チチェン イッツアの遺跡も広く、きれいに整備もされ、ジャングルの中の割には非常に快適だった。
唯一の不満はガイドの熱い語りで1時間以上も自由時間がつぶれ、二重構造のカスティーヨ=ピラミッドの中に入る時間もなく、生け贄の池へ行くこともできなかった。

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*** Cancun2 ***


6月30日

この日はずっと雨降り。
かつ全員恐らく水(飲み物に浮かべた氷)にやられ、持参した下痢止めの世話になる羽目となった。
安静にしつつ、次のツアーを探しに街へ出た。(どこが安静か?)
ミゲーロの店よりも安いところを見つけたら、トークにはまってしまい、次の日の朝食を招待するといってきた。
そのホテルへのタクシー代も出すと言う。
ツアーは安いのでそれに引っかかることにした。
ドミニクというおばさんは、「この素晴らしいホテルの食事やツアーをみんなに広めて欲しいから招待するのよ」と言っていたが、どうなることやら?
こちらの狙いは、トゥルムの遺跡+シェルハのシュノーケルだったがドミニクが、シェルハは美しいけどクラゲに刺された客がいたのでアクマルというクラゲのいない場所に変更したといった(29ドル)。
安いので、その次の日のイスラムヘーレスへのツアーも行けそうだ。
このエージェントの難点は「明日」の予約ができないこと。
ミゲーロの店でトゥルム+シェルハの値段を聞いたら、二人で75ドルと言ったので、他の店は30ドルだと値切ったら、二人で70ドルが限界だと言った。
彼は明日の予約を入れてやると言ったが、安さに負けて、ドミニクの朝食の招待をとった。

7月1日

この日は朝から大雨。とりあえず今日のツアーでなくて正解。
悪天候かつ体調も不良なのでこの日は捨てることになった。=安静日。
でも、朝の一仕事、ホテルの前でタクシーを呼んだら、なんと、8人乗りのでかいバンだった。
むこうのホテルででかいタクシー代は払わないと言われたらどうしようかと思ったが、小さいタクシーには替えてくれないと言ったので
そのまま乗って、招待されたホテルへ行った。
ホテルがチップ込みでタクシー代を運転手に払った。
ん〜ここまではドミニクの言った通りだ。
ところがやっぱり裏?があった。
何と1時間もこのホテルを案内され、素晴らしさの確認をするのだ。
その後朝食をご馳走してくれるのだ。
「英語はダメだから案内は許して!ツアーはちゃんと予約するから」
といって2つのツアーを窓口で申し込んで戻ったら、1時間のタイムシェアがこの朝食に相当するのだから招待は無しだ、とこのセニョリータが言ったので、
約束が違うからドミニクに文句言ってくる
とごねたら結局朝食券をくれて、レストランを教えてくれた。
すごいご馳走だった。素晴らしいホテルだったよセニョリータ。
ごちそうさま。

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* *** 次へ *** *


*** Tulum ***


トゥルムは登ったり触ったりできる遺跡がチチェンイッツアより少ない。砂浜に下りられ、ここで泳げるという。

石の城壁に囲まれた遺跡は、コバルトの海に面していた。
城壁の中へ入ると密林などはなく遺跡は一望できる。 7月2日
この日はトゥルムの遺跡ツアーと、アクマルでのシュノーケルがセットだったので、水着にTシャツで出かけた。
トイレ付きのリムジンバスはエアコンが効きすぎてみんな寒くてタオルをかぶっていた。
カンクンから海岸を南下するハイウェイは工事中で泥んこの一車線、大渋滞で現地に着いたら昼だった。
今回は前回の反省から、集合時間だけ聞いて、ガイドなしで遺跡をまわった。 それでも時間は十分でなかったが、一応ほとんど見て回れた。 トゥルムは海に面しているためか、結構風が強かった。 
 駐車場からは歩いて遺跡へ来たが、帰りは子供がぐずったのでチューチュートレインに乗った。(人を乗せる荷車を連結した車)
次はバスでアクマルというシュノーケルのスポットへ行った。
ここは確かに波は穏やかだった。
アクマルはカメが産卵にくる土地と言う意味?で、かつてはカメがたくさんいたらしいが、観光化で来なくなったらしい。
海水浴場としてはいいところだったが、魚はほとんど見えなかった。
クラゲに刺されてもシェルハのツアーを探すべきだったか?
この日の夕食はメキシコ人しかいない寿司屋で寿司を食べた。
まずくはないが、もうカンクンでは寿司はとらないだろう。
魚は輸入物だったらしい。 メキシコ料理はおいしいので、わざわざ馬鹿高い日本食をここで食べる必要はないと思った。

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*** Isla Mjujeres ***



カンクンから20〜30分で島に到着


船から泳いでいる魚が見える。透き通っている海は、底まではっきりと見えた。


船の上から誰かがパンを投げると、魚が群れを成して寄ってきた。
7月3日
この日は1日イスラムヘーレスという島へのツアーだ。
ファットチューズデー(港の名前)へバスで集合した。
約30分で島の南側、エルグラフォンでシュノーケルをした。
ここは船の上からでも魚の群れが見え、実際にシュノーケルでも多くの魚の群を見ることができた。
ビーチが狭かったが、海は透き通っていて魚も見られたので、みんな満足しているようだった。
船に戻って食事が出たが、結構おいしかった。
ぎゅうぎゅう詰め満員だったので、みんな無理矢理座っていた。
その後、船は北の港=ダウンタウンで一旦人を降ろし、2時間のショッピングタイム?となったが、うちはビーチまで歩いてまた少し泳いだ。
ここには少ししか魚はいなかった。
砂浜でヤシの実売りのおっさんが斧で実の上の方を割ってそれにストローをさして売っていたので、思わず買ったが、妙にぬるくてあまり飲めなかった。
帰りの船では大宴会となった。
口を開けている間中テキーラを注ぎ込むゲームで、若者はみんな酔っ払って、船中踊り狂っていた。

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*** Return home ***


7月4日

天気が良くなってきたのに帰らねばならない。
帰りは時間どおりにバスが迎えに来て、時間どおりに飛行機に乗り込んだ。
前日の船の飲み物の氷でまた下痢が再発した。
空港でエクスチェンジレートを見たら、1米ドル=9.60ペソ程度だった。
そう言えば、来た時は早朝の3時前で、空港も真っ暗だった。
何事もなく無事コロンバスに到着し、カンクンへの旅は終わった。
ジャングルの遺跡を子供を連れて回るのは地獄かと思ったが、非常に環境が整っていて助かった。
かなり前にマヤ文明を旅行した人に脅されていたのだ。
行きに遅れたお詫びに、旅行会社が50ドルのクーポンをくれた。
またこのシリーズのツアーに使えるというが、一年以内に限るという。
このクーポンを使い切れるか?

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